体験の知識化

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IMG_4152.jpgライフログをつけて1ヶ月ほどになる。始めたきっかけは体調が日によって大きく変動があるので、その原因を知りたかったからだ。

気候、行動、食事の内容を記し、体調が悪かった日に共通するものを探り当てようとする目的である。ネットで調べたらスマートウォッチと連動して心拍数など事細かに記すものや、ざっとしたものまでいろいろな方法があるようである。自分はそこまで調べられないのと、あまり厳密にやりすぎると面倒で長続きしないおそれがあるのでアバウトな内容を記述している。

つけはじめた当初はスマホアプリか手書きのメモか迷った。で、結局手書きのメモに落ち着いた。携行性からいうとスマホが優ったもののアプリを立ち上げてから入力することに意外と手間取る点、自由度の高い記述に対応という点からも手書きのメモが良かった。一方でライフログのアプリもよりどりみどりなのでこれは好みであるといえる。

ライフログについて調べる過程でこういう記事を見つけた。
「ライフログの達人が教える本当に役立つ3つの「記録活用法」【奥野宣之×五藤隆介対談】」(ダイヤモンドオンライン)

この中で「体験を知識化せず、ただ経験しただけにとどめていると成長はない」といった主旨のことが述べてあり、なるほどと思った。

記憶は思っているよりも当てにならない。ライフログであれ何であれ、省みる手がかりを残しておけば過去の失敗であればそれを繰り返さないことにつながる。

この記事で例に挙げられていた豊富な体験がありながらもダメな人があるあるすぎて笑った直後、自分を顧みると同じ失敗を繰り返している日常に気がつき落ち込んだ次第である。

今後は出来るだけメモをとることを心がけたい。一方でメモの取り方にも体験を知識化するための工夫が必要だと思った。また、頻繁にメモはとるものの、それがスマホのメモ帳だったり、不必要になった書類の裏だったり、付箋だったりバラバラなので一元化するといいかもしれない。