習慣化

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DPUUwsf2.jpgアルコール界隈では昨今ストロング系が流行っていると聞く。高アルコール濃度を全面に打ち出していて飲みやすさとは裏腹に猛烈に酔うことが話題になっているという。

アルコール飲料のストロング系人気が波及して「ストロング系文学」というジャンルまで出て来ているようだ。

そういう時代の流れに逆行して、自分のなかでマイブームなのが低度数アルコールビールである。

ノンアルコールではなく、通常アルコール5〜7%が普通の生ビールの中で、サントリーから出ているザ・モルツ〜麦香る3.5%〜が異常に美味く感じられ、ほぼ毎日のように飲んでいる。

残念なのがコンビニ限定商品でディスカウントショップには置いていない点(まとめ買いしたい)、またコンビニによっては取り扱いが無いところにある。

普通の酒飲みにとっては、おんなじ量を飲むのに酩酊の度合いが低いと物足りないのだろうか。翻って酒に弱い自分にとっては生ビールの味がしっかりと楽しめる上に結構な量を飲んでもそれほど酔わないという点がすごく気に入っている。

ストロング系を飲むと350mlの缶1本で頭の中で坊さんが鐘を突きつづけているような堪え難い頭痛に見舞われ、明け方まで七転八倒するヘタレぶりである。そのくせビールを飲みながら本を読んだり、ぼーっと考え事をしたりする至福の時を過ごしたいという欲望は人並みにあるので、この商品は自分のニーズにぴったりとあっている。

願うべくは期間限定ではなく定番と化してほしいのだが、人気がなければすぐに店頭から消えるだろうし、ニーズがあれば定番化するだろう。

いままで自分の辞書になかった晩酌というものを習慣化させてしまったほどの商品だけに生き残ってほしい。フィジカルな観点からはよく無いかもしれないがメンタル的には非常に良いので悩ましいところである。