超整理術

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165943.jpg クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏による整理術の本を読んだ。「空間」「情報」「思考」と3つ整理方法を実例を元に伝授している。
    
さまざまな経験や実例をもとに語られていて論理展開も明快で非常にわかりやすかった。末尾で本書のまとめが述べられているので引用する。
    


「空間の整理」整理するには、プライオリティをつけることが大切
「情報の整理」プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠
「思考の整理」視点を導入するためには、まず思考の情報化を
    
ぼんやりとした思考を言葉にすることで情報化して、そのプライオリティをつけることで対象の本質を引き出す。ということだった。
    
「整理のための整理ではなく、快適に生きるための本質的な方法論」と前書きにある通り、様々な問題解決の方法論でもある。
    
翻って自分を分析してみると
「空間」自分の部屋は仕事の本、娯楽の本、読んでいない本読んだ本、書類など床に散乱。ぐちゃぐちゃ。もちろん普段使いのカバンの中も然り。モノを探している時間が圧倒的に多い。
「情報」プライベートの情報も仕事の情報も一緒くたになっていてひどい時には寝る直前にやっと明日が仕事か休みか確認する体たらく。
「思考」脳内ぐちゃくちゃ。家で休息をとるべき時や、やらなくてはいけないことに向かっている時にも気がつくとゲームやYouTubeのおもしろ映像集を延々と見ている。おもしろ映像集で大笑いしてストレスが吹っ飛ぶが、同時に大事な記憶も吹っ飛んでいる。そのため全て場当たり的判断である。
    
 改善の余地だらけ。というか全て改善したい。
自分自身のライフスタイルや思考法を整理し、マネジメントするのは自分しかいない。当たり前か。