大雪

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U20180122Zpa.png22日の大雪で首都圏の交通機関が麻痺した。
前日から大雪が予想され、不要不急な外出は控えるように、と国土交通省が警戒を呼びかけていたにも関わらず、ほとんどの会社や学校では出社や登校を控える動きはなかったようだ。

挙げ句の果て、このままでは交通機関が麻痺することが確定してから一斉に帰宅命令が出たらしく、公共交通機関の半端ではない混雑がニュースで報じられていた。twitterでもそのことを愚痴るつぶやきと混雑ぶりを伝える写真がいっぱい上がっていた。

こうなることが誰でも予想がつくのに世の流れに従わなくてはいけないのは、ある意味修行であるといえよう。

個人個人にフォーカスすれば、出社しなければならない止むに止まれぬ理由があるのはわかる。月曜だし。これ外国の場合だと(国や職種にもよると思うが)「帰れなくなるのがわかっているので出社しません」でOKのように思える。けれどここは日本なのでしょうがない。

今回は大雪で大混雑、という程度で済んだが、もし、東京に何かがあったら日本は終わりだな、ということをあらためて実感したニュースだった。都市機能の分散化がさんざん前から言われているが、危機管理上からも直ちに取り組むべきだと思う。一極集中だと平時は合理的かもしれないが、有事の際に簡単にダメになってしまうのではないか。